コロナで失業 海外生活版
こんにちは。
今日は現在このコロナ禍における海外生活がどんなものなのか書いていきます。対策や社会保障など国や地域によって差のあるので、私の今日の書き物は一つの例として読んでほしいと思います。
まずは、おそらく皆が気になる仕事のお話。
海外に移住する人にとって現地の仕事に対する関心は高いと思います。そして、現在ののような感染のパンデミックが起こるとより海外移住は不安なものになりますよね。
私も私の仕事場も新型コロナの影響を多く受けました。ここではその昨年から今年にかけて海外で失業するとどんなことが起こるのか、について触れています。
私は3年間オーストリアで働いていました。ところが、2020年にパンデミックやそれに付随する対策が始まると継続予定だった仕事場からも突然の雇用止め。
ロックダウンが3月に突然決まったこと、海外渡航に制限がかかったことがきっかけでした。
私たちのお客さんはいわゆる国内からアジアまで観光にやって来るひとだったため、海外渡航に制限がかかると各国から来るお客さんの数が減り、頼るは国内のお客さんのみ。
それもロックダウンとなると集客の見込みはほぼ立たない状態です。ロックダウンが緩和されて人の行き来が許されたとしても、屋内に入れるお客さんの人数制限など、継続的な感染対策があったため、コロナ前のような運営はできませんでした。
こんなことから会社側から今は仕事がない、といわれ私は失業しました。
お互い一緒に働いてきた間柄なので、雇用主の人からいまでも状況の連絡は定期的に来ますが、彼らにとっても集客のメドがつかない様子。
失業ってびっくりするぐらい簡単にやってきますね。
このあとオーストリアでは失業率が跳ね上がり、特に20代から30代の失業率がコロナ禍で増えたというニュースをよく目にするようになります。みごとに私もその一員ということで、現代社会の波に乗っている事実に心が跳ね上がりました。こういう状況を楽しんじゃう自分がときたま顔をだします。
そんなこんなで、まじめな話。失業したらどうなるのか?という話に移ります。
失業後のお話の前に、ひとつ念を押しておきたいことは滞在許可についてです。
海外で暮らすということは、現地の役所で滞在許可を取得する必要があります。この国に何の目的で滞在しているのかを示すことで、それに対して国からの許可が下ります。この滞在許可の手続きを終えないと当国への長期の滞在や労働ができません。
目的の例としては、結婚のため、学業のため、労働目的や、家族がその国にいるためなどですね。
そしてこの滞在許可証の種類によって労働許可の条件や失業後の条件が少しずつ変わってきます。
わたしは学業目的のための滞在許可証をもらっています。なので日本人として学業の滞在許可が下りているという条件でのお話をします。結婚やその他の滞在許可でオーストリアに住んでいる方とは失業保険などの扱いは多少異なってくることがあるのでご注意ください。
それでは失業後どうなったのか、次回につづきを投稿していきます。