ブルデューを読みながら独り言という名の愚痴
社会学出身の方々ならブルデュー (Pierre Bourdieu) の理論の導入や解説を読んだことはあるのではないでしょうか。
現在わたしも彼の書籍を読んでいる道中ですが、ブルデューの文章を読んでいて、改めて愚痴りたい。というのも、彼の文章の癖がつよい。つよすぎる…読むのを挫折しそうになるくらいには。
これは一体、フランス語特有の表現なんか?(-.-)?
たくさん関係文というか副文がこれでもかと並びにならんでいて、一文終わるのが8行下とか。そういう文章が頻発するので、読みにくいだけでなく、この文体が内容理解の足を引きずっている感があります。
そういうことからわたし的には学術系の文章の中でも、かなり読みにくい部類ではあるんですが、なんせ彼の用語や概念というのは社会学の分野ではあらゆる形で出てくるので、なかなか無視することもできません。
だからこれまで彼の本読んだことある人は尊敬に値すると心から思うのです。
人からブルデュー解説をされるぶんには、現代社会に通用する見方に一石を投じる概念を得たり、明確な主張に感動する体験をもう何度もしてきたので、好きな理論家ではあるんですが。本人の文章だけは…どうしてもまだ慣れない。
完璧主義というか念には念をと文章を読むときでさえ心配性になるわたしの悪いところが理解の妨げになっていて、自分の未熟さを感じている今日この頃。
さて、ここらで愚痴るのを切り上げなくては!
不満を吐き出したらブルデューを読み続けるモチベ上がった!